このレビューはネタバレを含みます
途中まで、仲良かったふたりが恋愛（男）のせいですれ違っていく流れで、「え、評判良いって聞いてたのにそんなくだらない女同士の対立を描くの…？」と不安に思ってしまったのですが、
トイレのシーンで「え………最高……！！！！！」となってそこからずっと泣いてました…
とても信頼している文筆家の児玉さんが「女が女を結婚からも子供からも開放して、自由にさせてやる映画」と言っていて本当にそうだなと…
あと最初と最後でふたりが正反対になっているのが私的には最高で…お互いがお互いに憧れていて、そういう大人になったのが最高の関係すぎるなと思いました。私の中でベスト3くらいに入る人間と人間の関係性です……
映画としてのストーリーの見せ方もすごかったし、Y2Kっぽい雰囲気もおしゃれでとても満足度の高い映画でした
元の台湾映画の方も気になっているのですが、そちらはシスターフッドといより女と女が男を巡ってすれ違うという感じらしいので、時代に合わせてとてもよいリメイクをしたんだと思います
