このレビューはネタバレを含みます
キムダミ目当てで、ストーリー自体にはそんなに期待せずに観たのに、パンフレットを買ってしまうほど良かった!
ミソとハウンそれぞれの名前を象ったピアスがとっても素敵で、もはや、耳たぶに大切な人を住まわせられるハングルの文字造形それ自体に感動した。
後半はララランドみたいに現実とifを行き来する展開で、劇場全体に鼻を啜る音が…
ハウンに対して近況を偽り続けたミソが報われないじゃない…!!
ハウンのそれからを描くのはミソ一人なのに対して、一番幸せだった瞬間のミソの笑顔を描いた絵は実は二人の共作だったというのが切なかった。
シスターフッド映画あるあるだから仕方ないけど、特に可もなく不可もなく花嫁に逃げられたジヌの存在が唯一微妙だった。顔は良いのに。とても良いのに……