ミソとハウンの関係がなんか沁みました。幼馴染とか親友という言葉では表せない、ソウルメイトという関係なのでしょう。ジヌの登場で揺れる二人だけど普通の青春映画のように男女関係が表に出ることもなく、二人の関係が変化していく様が描かれていたようでした。ミソが家庭とか家族に憧れていたというのもあるのでしょうが、その家庭環境が彼女の性格にどれほど影響していたのか、確かにあんな風に明るく奔放でなければやっていけなかったのかもしれませんが。そしてハウンへの嘘の手紙。あれは自分が現実から逃避するための嘘だったのか、ハウンに心配をかけまいとする嘘だったのか。その嘘を追いかけたハウンは、なぜ結婚を蹴ってまであの行動に出たんだろう。おそらくはそこにミソとハウンのソウルメイトたる繋がりがあったのでしょうね。楽しい映画でした。
