RIO

書かれた顔 4Kレストア版のRIOのレビュー・感想・評価

4.5
白一色に引かれる深紅色

男の目線から見た女を描いていた
女が舞うより男の舞う女が美しいというパラドックス

柔らかい雪 淡い桜の花が舞う
舞台に立つ坂東玉三郎は幽玄そのもの

酔いしれたストーリーは正直よく理解出来ないけど
永久に続いてほしい美しさを閉じ込めたような最高に素晴らしい時間が存在している 頭にまでカーッと痺れる日本の着物が持つ艶やかな色彩を撮ってしまうダニエル・シュミットは天才なんだ

玉三郎だけでも良かったような気がしたけれど丸ごと素晴らしく魅了されっぱなしでした
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