国宝で知ったこの映画、やっぱり国宝みたいに、玉三郎の裏の顔というか、悪魔の部分を探ろうとしてしまう。
インタビュー時の笑い方とか、好きになれなかった。何とも嫌な感じ。まあ、それでこそなんだろうけど。…
妖美な美しさにただもうため息。
坂東玉三郎を始めとした伝説の人々が集う。
スイスの映画監督ダニエル・シュミットによって撮られた映像は、日本の美の美しさやたおやかさを存分に味あわせてくれる。
特に坂…
"No, I'm not a KABUKI Professor, I'm just an Actor."
スイスの映画監督ダニエル・シュミットが、歌舞伎役者五代目坂東玉三郎を通じて女形を追ったドキ…
歌舞伎の外でも女より女らしい立ち居振る舞いをしている玉三郎さんがそれでも「男の目でしか女を見ていないということに気付いた」と言うのが面白かった。玉三郎さん一人、あるいは衣装や鬘や化粧で彩った男役と一…
>>続きを読む書かれた顔の嘘を観客はなぜ信じれるのか、その美しさは何を持って現れるのか、そこを徹底的に追求してる。挿入される玉三郎氏のインタビューが興味深い。
「子供の頃から女をやっていると自分で思ってきたんだけ…
はじめのほうの白粉落とすとこで、そこまで舞台の上と下にいた人が1人であると収束していく感じ。味わって欲しいかも。
メイク落とす時の気持ちよさと、「私が演じているもの」の皮を剥ぐ、ちょびっとのグロテ…
こちらにも感想を。
今作ダニエル・シュミットによって撮られたドキュメンタリー。つまり日本人じゃない人によって撮られた日本。劇中で坂東玉三郎が客観性について言及しているが、この映画自体が客観性がもた…
映画が現実を越えられない、という場面に直面する事がよくある。
「国宝」のキクオのモデルとなった人間国宝:坂東玉三郎:血を越えた人間 を見てしまうと、凄すぎてもう国宝見れなくなりそう。
男性の視点から…
踊るという行為を一つひとつ化粧を落としていくように剥ぎ取っていくかのような一本。
見つめるという行為はどういうことなのか。人は常に鏡の中の自分を見つめてきた。
能楽の先生が常に大事にしていること…
自分には出来ない不可能な事を知り、認めて自分自身を客観視する 男が女形をやるからこその強い視点軸
杉村春子が美人じゃなかったけれど親しみのある女像で売れたと言及されていて良い例だと思った
言葉は二…
🄫1995 T&C FILM AG / EURO SPACE