鳴り止まぬ爆撃、道に転がる死体、崩壊した建物、住む家を無くし嘆く人々、ライフラインが途絶え情報も取れず苛立ちから略奪をする市民、攻撃された産婦人病院で亡くなった母子。命がけの最前線の映像。
この記者が前線から生還しなければ、これらの映像が世界に発信されることなく、ロシアの蛮行が報じられることもなかった。しかしロシア国内ではこれらの映像がフェイクニュースであると報じられ国民を扇動していた事実。
これが現在進行系で行われていることに何度も頭を抱えて見終わったあとはグッタリした。他の客もそのようで、普段の映画よりも席を立ち上がるのが遅かったように思う。