マリウポリの20日間／実録　マリウポリの20日間の宮田のレビュー・感想・評価

鑑賞後の帰宅の道のりに、どれだけ平和なのか思い知らされた。混乱に乗じて窃盗する市民、その市民たちに憤る兵士。「戦争はX線のようだ」という医師の言葉。殺されていく民間人。子供や医療従事者まで。こんなのあんまりだ。私には彼らのために祈り、募金することしかできない。記者も報道の無力さを感じて弱音を漏らす場面がある。人ひとりの無力さを感じた。