壮絶な記録。必見。
ロシアの侵攻を受けたウクライナの港町マリウポリ、唯一現地に残ったジャーナリストが脱出までの20日間カメラに決死の覚悟で焼き付けた戦争。
日常が不意に破られて始まる地獄の苦しみに翻弄される一般市民達の姿に痛めつけられる。
情報が遮断された中、危険を賭して伝えた映像が"フェイク"にされてしまった瞬間、(演出で暗転しなくても)目の前が真っ暗になった。現代の戦争だと、市井の人々の血は情報として、こうして見えなくされるかプロパガンダとして使われるのか…
今まさに同じ世界で起こってる悲劇から目を逸らしたらダメだし、戦争なんか永遠に世界に要らないと思い知らされた。