素晴らしかったです。これは私の思い込みなのですが、ジョンとアーメッドは初対面でお互いに『こいつは信頼に足る男だ』と確信したのではないでしょうか。なんだけど、別に褒めないし、労りもしない。しかしジョンの部隊が大打撃を被ったとき、アーメッドはジョンの背後で何かを言ってあげたいんだけど言葉が見つからず苦悩するかのような表情をします。行方不明のアーメッドのビザについて移民局に問い合わせをするジョンは激しく感情を昂らせます。でもお互いの顔が見えるときはほぼ無表情。友情を超えたような尊い関係性だと思います。不屈という言葉じゃ足りないほど不屈の男アーメッドの逃避行の緊張感が凄かったです。