ハシゴの一本目(後にストリートダンサー)
原題は「ガイ・リッチーの」って冠つくんですね。それくらいに自身あるのかな。
監督っぽい演出は極力抑えて、ゴンブトかつ重厚な演出で、ずっと緊迫感継続でした。
ブラックホーク・ダウンを観たときのような感覚。
120㌔先の基地までの徒歩での逃避行。
作戦でも何でも無く助かる道がそれしかないという。
終盤折り返しの、救出に向かう彼の真意はもはや絆というより義務や強迫観念に近かったようにも見えました。が、命をかけてあそこまでできたのは彼を助けに行くことで自分を救う強い気持ちがあったように思います。
エンタメとして片付けるには、心苦しい。