義理堅いというか意地みたいな恩返しのお話だった｡
これまでの映画の中でもちらほら通訳者さんの姿は見かけたけど､こんなふうにフォーカス当てて物語の碇にしているのって初めて｡
彼らもいっそう命懸けで一緒に戦場に立っているんだってあらためて思った｡
ジェイクの物言わせぬ表情の演技が印象的｡
時々の緊張感に目が離せなくなる｡
シンプルな物語かもだけど､画面を引くのとかスローになるのとか､目まぐるしいカットの連続とかサントラの主張が強くなるのとか､ガイ･リッチー監督ぽさ(と勝手に思ってる)が画面を彩ることで面白いって思わされるのかなって｡
無駄な言葉がない…いやむしろ言葉足らずなくらいだけど､言葉がなくても確固たる縁ができたのは確かに感じた｡
