にっきい

地獄の貴婦人のにっきいのネタバレレビュー・内容・結末

地獄の貴婦人(1974年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます

夜はエログロナンセンスをネタバレで。
夜にっきい始めました。

ホラーの中でも人間がドロドロと溶けちゃう映画が特に好きで、『溶解人間』や『魔鬼雨』、そして『ゾネイダー』なんかが好き過ぎるので、他に人間溶ける映画無いか探してたら見つけた映画。

日本盤DVDはとんでもない値段だったのでネットで鑑賞。
フランス語音声、字幕無し。
1930年代に起きた保険金殺人事件をモチーフにした実録犯罪ものと言うので、ホラーぽいサスペンスかと思ってたら、『死霊のはらわた』に近いスプラッター・コメディでした。
コメディで言葉分からんのは致命的…。
全然楽しくない…。

病弱な人を騙くらかして保険に入らせ、死んだら保険金を受け取る3人組、悪徳弁護士サレ、悪辣姉妹フィロメーナとカタリーナ。
弁護士イケオジって訳じゃ無いのに2人と肉体関係。
なんか腹立つ。
姉がターゲットと結婚、薬物や銃で殺害。
弁護士が保険の手続き。
3人で屍体処理。って流れ。

取り敢えず姉の性欲絶倫、変態が過ぎる!(笑)
何処でも欲情、すぐ全裸になる!(笑)
まあ誰とでもやる訳じゃなく、悪徳弁護士とヤリまくるだけなんだけど。
そんな訳でおっぱいや陰毛は見えてました!
弁護士の弁護士は見えてなかった?って何のこっちゃ(笑)

あれ?人間溶ける映画ちゃうのん?
ここからがお待ちかねの人間溶解。
殺した屍体を全裸にして陶器のバスタブに放り込み、用意しておいた硫酸を流し込む。
ドロドロの血みどろスープ状になる被害者。
それ見て欲情して弁護士の弁護士をしゃぶる姉。
やらなきゃよかったと後悔して泣きわめく妹。
う〜ん、思ってた溶け方と違う。
もっとこう徐々に溶けていく過程が見たかったのに、いきなり液状化したの見せられてもなぁ〜。

ある程度溶けたらバケツですくって庭に掘った穴に流す。
土に浸潤させて証拠隠滅するつもり。
でも完全には溶けてないから肉塊が残ってる。
と言うか人体と混じって希釈してるとは言え硫酸でしょ?
金属製のバケツ溶けない?
庭の土が酸性になって植物育たなくなると思うけど?

ガスマスク付けて何往復もバケツリレー。
めちゃめちゃコミカルなBGM。
途中でお腹減ってミートソーススパゲティを喰らう。
明らかに笑いどころなんやろうけど、コレって面白いの?

何回も保険金詐欺殺人を繰り返してるらしいけど、肝心の溶解シーンが1回だけ。
後はおっぱい晒すくらいのソフトエロ。
後半数分意識が飛んだのは言うまでもない(笑)

結核で今にも死にそうな修道女を、人生の最後を幸せに過ごさせたいとテキトーな理由を付けて引き取り、夜遊びに連れ回したりレズで責めたりして早く死ぬように頑張ったが、逆に元気になっちゃう修道女。
このままじゃ保険金が入らない?
事故か?自殺か?他殺か?取り敢えず保険金受取人だった妹が死亡。
保険金の受取人は勿論姉。
姉は泣きわめいた直後に弁護士と結婚。
当然弁護士には多額の保険がかけられている、で終わり。
にっきい

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