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Class Action Park(原題)
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『Class Action Park(原題)』に投稿された感想・評価

4.3
1980~90年代に存在した危険すぎる遊園地の栄枯盛衰を描いたドキュメンタリー映画。

1980年に建築の知識を一切持っていない実業家がノリで始めた「アクション・パーク」について。某のばまんが笑いながら作ったような遊園地に酒と興奮でハイになった治安の悪い若者達が集まったらどうなるか?→予想通り、怪我人と死体が積み上がる遊園地が出来上がる。
ほぼ出オチのようなインパクトを放つ一回転ウォータースライダーに度肝を抜かれるも、その後も安全を一切度外視したアトラクションの紹介が続くから笑ってしまう。記録映像と当時働いていたスタッフの証言を交えながら進むことで実際にその遊園地に訪れたかのような興奮と熱狂に包まれ、「スリル」を求める集団心理が作り上げてしまったアクション・パークの片鱗を確かに味わうことができる。遊園地に求める「スリル」はあくまでも安全性が確立された上でのスリルだが、アクション・パークはそもそもの安全性すら確立されていない。スタッフの殆どが知識もない10代スタッフでライフセーバーすら機能せず、発生した事故すらも金とメディアの力で隠蔽される。80年代当時の社会情勢(レーガンによる小さな政府とそれに伴う個人主義化、若者の不良化)と地域経済の再生という側面によって何故か成り立ってしまった、という分析が面白い。
終盤、「それでもあの遊園地は確かに楽しかった」と口を揃えて話し始める場面が印象的。若者が死と隣合わせのスリルを味わうためには一番最適な場所だった、と失われた過去に思い馳せながらスタッフが語る。ある意味このアクション・パークもまた、ヴェイパーウェイヴのようなノスタルジー的存在として機能するのだろうか。
3.2
【安全基準ガン無視ガン決まり遊園地】
動画版▽
https://www.youtube.com/watch?v=oqDwPq1Od_w&t=108s

以前、五次元アリクイさんから紹介していただいた激ヤバ遊園地ドキュメンタリー『Class Action Park』を観た。本作は、1978~1996年まで実題したレジャー施設の安全管理に関して当時の従業員や来場者の証言を基に語っていく作品だ。私はよくYouTubeでのばまんやハヤトの野望チャンネルを観て、シミュレーションゲーム内で人間が蹂躙される様を楽しんでいるのだが、世界にはリアルでそれをやってしまった人がいた。それでは内容について語っていく。

アメリカのレジャー施設「Action Park」は、株ブローカーであるユージン・マルビヒルによって1978年に建設された。当時の金融業界はまさしく『ウルフ・オブ・ウォールストリート』であり、クズ株を大量に売りつけ、値段を釣り上げたうえで売却する詐欺まがいの手法で財をなしていた。

そんな彼が建築したレジャー施設は狂気に満ち溢れていた。目玉となるのは一回転するウォータースライダーである。70年代当時の倫理観でも問題だったらしく安全テストを行うのだが、テスターに100ドル札を渡してテストを実施し、けが人が出てもOKを出してしまったとのこと。このウォータースライダーには一回転ゾーンの頭にメンテナンス用の穴を取り付けたのだが、運用者が確認したところ、歯が転がっていたらしい。

映画は数少ない当時のフッテージを補うようにアニメで凄惨さを物語るのだが、どれも生々しい。ボートが桟橋に座礁しているところに、新たなボートがツッコむ。モーターが高速回転しながら下敷きになった観光客へ襲い掛かるのである。『ファイナル・デスティネーション』も驚愕の事態である。

あまりに壮絶なレジャー施設だが、恐らくもみ消されたのであろう、実際に報道された死者は約20年間で6人となっている。このことからも、ユージン・マルビヒルの怖さがうかがえる。

結局、あまりにリスキーな施設だったがゆえにドナルド・トランプが出資を諦めているのだが、冷静な判断といえよう。