人と人は分かり合えないけれど3回に1回くらいは助けられる。人生で人と関わる意味ってこの言葉に集約して、藤沢さんと山添くんの関係性が素敵でした。
生きている中で出会う様々な瞬間、日常が、16mmカメラフィルムのおかげで、素朴であり尊いもののようにスクリーンに映っていた。
脚色もととも素晴らしかった。始まりがあって、終わりがある。プラネタリウム。星が交代する話は初めて聞いて
主演2人の演技がとても良かった。佇まいと声。怒る時の萌音さんのスマートさというかスムーズさ。松村北斗くんの余計なことを言う時の声のテンション。
もう一回劇場で観たいし、Blu-rayも欲しいな。
人生で何度も見返したい、挫けそうな時やなんでもない1日の終わりに。「カモン カモン」に次ぐ春の映画と呼ばせてください。大好きです。
2024年 17作目