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夜明けのすべてのoyasumiのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
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早くも今年ベスト級にいい映画

人と人との関わり、コミュニティのあり様、かくあるべしと思った

すべてのシーンが実感を伴い、苦しくもなれば温かくもなる
北斗くんがふっと表情を和らげれば、こちらも自然と頬が緩み、渋川清彦がグッと涙を堪えれば、こちらも鼻の奥がツンとする

自分の居場所を探し、求める、というのは、能動的な行動に見えて実は受動的なのだと思った
自分を柔らかく、解きほぐせば、自然と今置かれた環境にはまっていく

この世界はクソかもしれないが、陽の光に目を細めて暖かさを感じたり、
誰かの気遣いに素直に感謝する、
少しだけ今日1日がそこまで悪くなかったと思える

あ~
この世界に血を、巡らせてーな~
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