リカ

夜明けのすべてのリカのネタバレレビュー・内容・結末

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

優しくてあたたかくて本当に素敵な2時間。
もっともっと観たいと思った。原作を読んでから映画を見たけど、本当にどちらも読んで、観れてよかったと思う。
内容は映画の方が綺麗にまとまっていて、リアリティも増している感じ。栗田科学の仕事内容が宇宙関係になっていたことで、物語の題名ともリンクしていて個人的には好き度が増した。
終始映像が美しく、ひだまりみたいなあたたかさ。そして主演2人の声が優しくて、心にスッと入り込んでくる。
好きなシーンは、山添くんが日曜日に仕事場に来て、倉庫でカセットテープを聞く場面と、お世話になった人にプラネタリウムへ招待するところ、そして最後のプラネタリウム。
真っ暗な世界にいた2人が、救け合って夜明けの姿を見つけに行く物語だなと思う。
あと山添くんの表情の変化が本当に好き。

書きながら引っ込んでいた涙がまた出てきた。。。
また見たいってこんなに思うことなかなかない。観てよかった。

夜明け前は一番暗い。ということは、
夜明けのすべて、とは、さまざまな、一人ひとりの希望のことなのかもと思う。
私も、自分の気持ちに素直になりたいな。周りの人を救けることはできるのかなー。
リカ

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