Taku

夜明けのすべてのTakuのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
4.5
主人公二人の独白に、フランス映画祭でゲスト登壇した三宅唱監督が『ブリュノ・レダル』のモノローグに言及していたのを思い出す。あちらは共感を突き放すが、こちらは共感とは違う、彼らが生きる世界に包摂される感覚をこちらに与える。『ケイコ 目を澄ませて』同様に「当事者」であることを強いず、非当事者性(非当事者の当事者性)を重視する。傑作
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