"映画"にするために、とってつけた起伏がなくて、そこに生きている人を、ただありのままに見たような心地になった映画。感情を押し売りされないのがとてもよきだった。
演じているとは思えないほどのさりげなさが山添くん&藤沢さんはもちろん、出ている全員にあって。
あまりにも全てが自然そのものだったから、不意のカットでわかる松村北斗氏のえげつない足の長さが違和感だったの、とてもおもろかった。
ともあれ、キャスティングの隅々までもがいいって超いいな。
「夜があるから〜」みたいなことって、色んなところで聞くけれど、それが過去1でスッと入ってくる物語でした。
PMSやパニック障害が、決して"ダシ"になってなかったからかな。
すごくよかった。映画館で観た方がよいタイプの作品な気がした(もちろんどれもそうだけど)。
原作も読む！！！
