空気感、映像、音 どれも良かった
特に、耳馴染みの良さが近年の映画の中ではトップクラス
そのせいか、とても静かで穏やかな映画に感じられた
もちろん内容も含めてそうなのだけど、誰かの日常をちょっと遠くから覗いているような、だけど気づくと応援したくなるような、そんな感じ
藤沢さんのお節介さと天然さがちょうどいい、くどくない
歩きながらみかん食べてるところが不自然じゃないキャラクター
山添くんの変化はとてもわかりやすく、でも繊細に描かれていた
栗田科学の作業着をいつ着るのか気になっていたので、グッときたな、あの場面
原作から大きく変わった部分も良いアクセントになっていた
特に、栗田科学の仕事内容
プラネタリウムの演出は、映像としても、彼らの孤独感と繋がりを表す点でも、とても良かった
夜明けのすべて、というタイトルも心地よい
上司の辻本さんも素敵だったな
人を好きになる、日常が幸せになる、そんな映画