派手さは無いけども、心に残る作品
今作は派手なアクションや恋愛模様があるわけでも無いが、淡々と私たちの日常にある喜びや悲しみを表現していた。
場面の展開が本当に上手い。並の作品なら全部描く所をあえて映さずに、観客の想像力に任せる部分が良かったと思う。
画面から伝わる人それぞれの生きづらさ。誰もが辛い悩みを抱える。弱みを見せたく無いので表に悩み事を出さないように生きている人が多いと思う。けども、今作はそのような辛さを抱える人に、少しでも元気や勇気を与える作品だと思う。
特に松村北斗が自転車漕ぐシーンは元気をもらえる。