め

夜明けのすべてのめのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
4.1

とてつもなくあったかい
今、そしてこれからこの映画に救われる人がどれだけいるだろうかと思った

痛みを知っているから寄り添える2人の関係性がすごく綺麗で羨ましかった

自分のことなのに自分でコントロールできない恐怖って計り知れなくて、終わりの見えない絶望の中でも朝が来るということは唯一の希望になる。人間の心ってほんとに複雑で繊細でめんどくさくて嫌になるね〜

というか中高生の時から思ってたけど今の日本って社会人の精神疾患経験率高すぎてほんとにおかしいと思うどうにかしたほうがいい

山添くんが自転車に乗るシーンが本当に好きだった。自転車乗って風浴びるだけで気持ちが前を向けることって往々にしてあるよな

藤沢さんが栗田科学やめてお母さんの介護をすることに決めて、良かったと思うけど藤沢さん自身の幸せは?ってちょっと心配になった余計なお世話だけど

プラネタリウムがすごく好きなので上映シーンたまらなかった。萌音ちゃんってコニカミノルタのナレーションやってたことなかったっけ?絶対仕事来るよ?と思うくらいとにかく声が良かった。全編通じて、映像も見たいけどそれ以上に音に集中したくて結構目閉じちゃった

キリエの夏彦といい、松村北斗が本当に本当に良い。間違いない。

これだから私は邦画が好きなんだと声を大にして言いたい作品
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