ずっと涙目。全く人ごとじゃなく観た。例えばとても怒りやすい人とか、仕事で信じられないミスをする人とか、そういう人たちを「嫌い」「理解できない」と切り捨てるのではなく、なにか理由があるのではないかと想像する。そんなことを、この映画を観たあとはできると思う。
若い男女が2人出てくるけど、全く恋愛要素がないところも良くて、生きづらさからからの救出に必ずしも恋愛が必要じゃないことに励まされる人もいるはず。人々の善意に満ちた希望あふれる映画。
個人的に三宅監督が良い思う理由のひとつはミックスルーツの人がさらっと出てくること。大衆向けの映画でそういったキャスティングは重要で、それを毎度やってくれる監督に感謝。あとは今回もハイスペックの楽曲ありがとう！撮影も相変わらず素晴らしい。
もうひとつ、松村北斗さんは日本映画で輝く存在だと知った。今後に期待！
