あまの

夜明けのすべてのあまののレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
4.5
やさしい映像、やさしい音楽に包まれた2時間で、プラネタリウムにいるようだった。
主題歌も無くて、エンドロール後の余韻も、まさにプラネタリウムの帰り道だった。

怪物ぶりの映画館
半年ぶりの映画館
や〜〜〜観れてよかった!
久しぶりに券売機でチケット買ったけど“大人1枚2000円”にはギョッとしたけど、観れてよかった!
(映画館なくなったら困るから、いくら値上がったって払うわよ!!!)

私事ですが、去年の8月に出産したんだ。初めての!それに伴い、経験した事のない身体の変化やホルモンバランスの凄まじいこと。我ながら『(目まぐるしいホルモン変化に耐えれてる)なんちゅう立派な身体!!!人間不思議!!!』と毎日感心してしまった。

まさかホルモンに振り回された産後に、こんな映画を観れるなんて。ウレシイ!

人間って頑丈だけど、繊細で、難しい。ホルモンバランスやら自律神経やら、目に見えないレベルの小さいやつらに左右される。目に見えないからこそ、理解しづらい。
ほんとにびっくりするくらい、生理に悩まされて病院に通ったり、薬を毎日飲んでる女子は多い。みんなひっそりとたたかっているからね!
でも栗田科学みたいに、やさしく寄り添える人や会社や社会が増えたらいーね!!!
理解できなくても、寄り添えたらいーな!!!
最後の山添の笑顔なんてみちゃったら、人間の笑顔ってなんて愛おしいんだろうなと思ってしまうもんね。

太陽が西に沈むって、ほんと自己中だった!(笑)ごめんなさい!

わたしも娘に、ダンボールいっぱいの荷物送りたいわ!!!
あまの

あまの