うね

夜明けのすべてのうねのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
3.7
たびたびうるっとくるところはあったのだけど、最後の夜の話のところで泣いてしまった。夜明けに希望を抱く。とてもよくわかる。

正直2人とも好きにはなれない!けど劇中でもあったように、嫌いでも助け合える(うろ覚え)ていってたから。
嫌いな人でも助けを求めてたら助けられる範囲で助けたいと思う…‥まではいけないけど!!今の自分じゃ無理なのはよくわかる!!

でも逆に嫌いな人でも攻撃をしないということ、変な人だなと思ってもなるべく普通に接すること、その大切さを会社の皆さんは体現できていて、でもそれって心の余裕や、人の苦しみを想像できるから出来ることだと思う。

今回スポットライトを浴びていない上司や社長、他にもそれぞれ心に大なり小なり傷を抱えていて、それが露出してしまうかどうかの違いなのだろう。現実世界でも同じ。
その傷のおかげで優しくなれる人が多くて綺麗な理想の社会で、世界の映画。

でも映画ってエンタメの中でも特にリアリティがあるから、こういう希望をリアルにエンタメとして作り上げられたことが喜びだし、希望なんだろうなーと、エンタメが好きな1ファンは思うのでした。



お芝居について
松村さんってこういう役ほんとに上手くてイライラした!笑
あとほんと、ほくとっぽい……………てとこがありすぎて。こういう静かな映画、映像に映える役者さんだなと改めて思いました。

萌音さんはもうほんと、こういう人現実だとかなり苦手なので、すげーしばいうめーーーし、感情のスイッチがぶっ壊れて段階が上がってくかんじ、すごく女性特有のリアルさでこわかった。でも優しさや母性を感じるところもあって、不思議だし、お芝居が上手いですねほんとうに…
うね

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