夜明けのすべてのさあさいのレビュー・感想・評価

遠い過去から届いた光が孤独な航海の縁となる

どこか別の街で暮らす誰かは、眠れぬ夜を過ごし、朝が来るのを待ちわびているかも知れない
しかし、そんな人間たちの感情とは無関係に、この世界は動いている

あの夢のような職場は現実に存在していないのかもしれないけれど、少しの気遣いを、誰だって何かを抱えたり抱えてなかったりして生きている。それに気が付けるのか、気が付けない、夜明け前だから。優しい大人になる。


良すぎ