にしむら

夜明けのすべてのにしむらのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
3.9
光の使い方が良かった。

昼と夜の対比が印象的だった。
不安な夜のシーンから徐々にグラデーション的に、陽の光を感じられる、そんな余裕が生まれてくる登場人物の変化がよかった。

プラネタリウムの設定もよかった、どんなに生きていても宇宙的な視点だと全部どうでもよくて、全て終わりのあることだから楽に生きようぜ、を伝えたいのかなと感じた。

人を受け容れて、誰かを助けることが自分にとっても救いになる、彼が彼自身を受け容れられるようになる、そんな変化が良かった。
にしむら

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