松村北斗くんと上白石萌音さんの演技の自然らしさがよりこの映画の良さを引き出していた。
自分がコントロールできない自分の身体のことで世の中のレールを外れてしまった時にその人の人生はそこで悲しいばかりで終わりなのだろうか。完璧さや成長、変わることを絶えず求め続ける世の中に心と身体がうまくついていかない人も沢山いるのではないのだろうか。
そんな時に自分に足りない部分も誰かが少し助けてくれて、見守ってくれてお互いにそんな風に生きていければ世の中はもっと優しくなれると思った。
観てる時に涙が自然に溢れてとまらなくなった。人のつながりや営み、これまで出会ってきた人たち全てが愛おしいと思える。
多くの人にこの映画をみてほしいし、これをみて誰かの少しの生きる力になればいいなと思った
