【本当は人怖(ひとこわ)】
本当はホラーは苦手なはずなのに、ちょっと前に、TOHOシネマズの午前10時の映画祭でリバイバルの「エクソシスト」を観て、あれこれ考えたりしたもんだから、ついつい、これの作品も観てしまった……。
今改めて観ると「エクソシスト」には時代背景があらように思えて、もしかしたら、この作品もと思ったからだ。
実は、冷静に観ることが出来て、あまり怖くなかったし、ソフィと、アイリーンはかわいかったし、デブラとモーリスの活躍も良かった。
基本的に、こういう悪魔が出てくるホラーは、人怖なんだと思う。
いつも思うことだ。
信仰を促すために悪魔を利用する。
この作品は、「エクソシスト」のように時代背景とか、そういうところは今ひとつ分からなかったけれども、ウクライナに侵攻したプーチンにしろ、3000発ものロケット弾をイスラエルに打ち込んだハマスも、倍返し以上の報復をする可能性がある一部のユダヤ原理主義者も、人の方が怖いよなと思う。