好き嫌いはっきり分かれると思う作品。と言うのも、ゼンデイヤプロデュースなので、ルカ監督らしくない部分が多々あって、ちょいとノイズあり。
ですが、ラスト15分はルカ節全開の展開でニヤニヤ止まりませんでした😂いやー、ラストにあの"サイン"使うと思ってたから、出てきたときに歓声あげそうに…！あの展開がめちゃくちゃ面白いし、終わり方が「カモーーーーン！！」…やっぱり、これはダンカンの物語。
物語はドロドロの三角関係なので要注意ですが、個人的にめちゃくちゃ好み。ダンカンが稀代の悪女すぎて、最後の最後までコメディ感あり😂作品全体も、現在と過去を行き来しながら、３人の関係性を映し出すんだけど、いけないモノを観てる感覚があって、ソワソワ。直接描写がほぼないのに、全編に漂う官能的雰囲気。ソワソワ。
それより何より、既視感があって開始早々むずむずしてしまったアート役のマイク・ファイストは『ウェスト・サイド・ストーリー』のリフ役でした🙌声も特徴的だから、分かってめちゃくちゃすっきり！
あー、テニスボールの視点はどうやって撮ってるの？テニスコートのやつは『ちはやふる』の試合シーンと同じ撮影方法？あー、気になる。
P.S.パンフレットのルカ監督ページがオシャレ。過去作の場面写真多々あって、ファンの自分は感激しました。
