チャレンジャーズのmeltdownkoのレビュー・感想・評価

セジウィックの「男同士の絆」の中で、2人の男性がひとりの女性を取り合うのはその女性を通じて相手の男性を見ているのだということが書かれていて、そんなことを思い出しているとあのキスシーンである。ルカ・グァダニーノがもはや完全にそういう意図をもってこの映画を製作したとしか思えず、主役であるにも関わらず添え物と化したゼンデイヤと一生続くホモソーシャルを私は虚ろな目で眺めている。あと意外とこの人ジェンダー規範強くない？とか思った。