面白かった。ゼンデイヤと幼馴染2人との三角関係をテニスを通じて描いたこの作品。ゼンデイヤあってこそ成り立つ映画。
ふたりにとってタシは女神でありながら、選手生命や関係性を揺るがす悪魔でもある。それがわかっていながらも、彼女の魅力というか魔力に惹きつけられ、離れることができず、それは呪縛のようにふたりを苦しめる。
最後のシーンは、そんなふたりがタシから解放され、ふたりの友情を取り戻すことを表すシーンだったのかもしれない。
タシ目線、ふたり目線のどちらから見るかによって見方が変わってくる内容。私もゼンデイヤの魅力に引き込まれたあっという間の2時間でしま。