このレビューはネタバレを含みます
めっちゃ面白かった！
ソニーが最初出てきた時は冴えないおじさんだな…と思ったのに、話が進むに連れてマジでこのおじさん最高だな！！になってくのが楽しい。逆にフィルの方は最初はイケオジだ！と思ってたのになんか偉そうだし調子に乗ってる？し紫の謎のジャージと変な車で出てくるしコイツむかつくわ…ってなっていった。でも最後の最後にはソニーを信じてしっかり援助するCEOの鏡だ…！ってなった。
ソニーのバスケに対する洞察力や観察眼？に周りが信頼してリスクを取ることを認めさせていく過程に、とても胸が熱くなった！バスケだけじゃないよな、競合他社のこともきっとオタク気質を発揮して徹底的に調査していたのだろう。。(それはマーケティングの人がやったのかな)オタク気質ってバカにされることもあるけどほんとにほんとに素晴らしいことだよ。アメリカの映画でそれに気付かされること多い気がする！
あとはジョーダンの役の顔が出てこないところとか、1番大事なジョーダン家族との会議のシーンでソニーの表情を映し続けるところ、ジョーダンの母はきっと最高に素敵な母だったんだろうと思わせるストーリー展開と演出、どの役者の演技ももれなく最高なところ、などとても素晴らしかった！
また何よりグッドウィル…の時にイラッときたのが若い女性への添え物扱い？というかまあラブストーリーちょっといれときゃみんな喜ぶしいいだろ的なのがちょっと嫌だなと思った覚えがあるんだけど、AIRはラブストーリー的な要素が一切ないのがいい。無理に女性を添え物として使おうとせずに本筋に徹底して全員ビジネスに燃えてるおじさん(ただしジョーダンの母は最高でした)で構成したところも最高！！！
