このレビューはネタバレを含みます
『グッド・ウィル・ハンティング』世代としてはマット・デイモンとベン・アフレックのコンビっていうだけで結構テンションあがるんですが、期待通りにとても良い作品を観させていただきました。
丁度『スラムダンク』の大ヒットをキッカケに日本でもバスケットボールが流行りNBAが注目されるようになった頃は、エアジョーダンというNIKEのシューズはバカでも知ってます、くらいに有名なものでした。なので、NBA=NIKEでしたし、NIKE=エアジョーダンってイメージが強く、まさかNIKEがAdidasやCONVERSEよりシェアが小さい時代があったなんて全然知りませんでした……。
という意味では、そこにあった逆転ドラマだけでも興味を惹かれるものがあり、手堅い演出と演技で淀みなく進む展開は手応え十分であっという間に見終わりました。
うーん、やはりベン・アフレックは監督として優秀なんだなぁ。
ただ、なんでしょう、映画としてって言い方は適切ではないかもですが、単純に盛り上がり、ここ一番の大見せ場って感じのクライマックスの印象がちょっと薄く、全体的に平坦な印象もしてしまいました。
ちょっとジャンル違うかもですが、『フォードvsフェラーリ』の方が胸が熱くなったかな……。