このレビューはネタバレを含みます
バスケ業界ではコンバース、アディダスに次ぐ第3勢力に過ぎなかったナイキが、起死回生の策としてマイケル・ジョーダンとの契約を目指す話。
マイケル・ジョーダンの話でありながら、ジョーダン自身はほとんど登場せず(顔は映らず、後ろ姿や当時の試合映像のみ)、ナイキ側の人間とジョーダンの母親や代理人で話が進むのが面白い。
物語としてはプロジェクトX的なサクセスストーリーといった感じで、特別に秀でたものがあるわけではないが、安定の面白さ。
当時の状況(コンバースがバッシュのシェアナンバーワンだったとは!)などを知れて面白かった。