スポーツメーカーやバスケの専門知識はあまり無かったが本筋で十分楽しめた。
正直「何がどう、どれだけ凄いのか」という部分までは向こうの狙い通りノリ切れなかった感じはある。
しかし競合においての勝利というよりも、ビジネスモデルの革新とアイデンティティの尊重に焦点を当てていたので、この映画はこれで良いのだろう。
本編と無関係だが個人的に評価したいのは邦題。サクセスストーリーにありがちなクソみたいなサブタイトルを付けなかった点。
「やっとわかってきたか」という安心感と同時に、
それだけこの『AIR』という単語が日本でも象徴的で、名が体を表している納得感を得た。
