設定はジョーダン・ピールっぽく、演出はかなりアリ・アスター、そこに若干デヴィッド・リンチを足した様な雰囲気だった。
ホラーの売れ線を抑えてる感じで好印象。
しっかり不安定で気味が悪かった。
サランラップのシーンは抱腹絶倒。
しかし広げ方が良かった分ネタバラし後にもう一捻り欲しかった。
正直フローレンス・ピューの演技がミッドサマーすぎることもあって、アリ・アスターの新作って言われても信じるレベル。
律動的な重低音に女性の声が重なる不穏なBGMなんかまさしくアリ・アスター。
そんなこともありこの監督、ジェネリック版アリ・アスターかと思ったら、ジェネリック版スーパーバッド『ブックスマート』の監督でもあると知り驚いた。
色んなジャンル撮れそうなので今後に期待。
