みどり

AIR/エアのみどりのレビュー・感想・評価

AIR/エア(2023年製作の映画)
3.5

ナイキのバスケ部門がのちに革命を起こすきっかけになったのは今ではとても有名なエアジョーダンだった

シューズを作るにもただ目立たせればいいわけではない

彼に履いてもらうために試作を始めるも
規定が厳しく、カラーを入れる割合が決まっていて
それを超えると罰金を払わなければならないなんて…知らなかった

可能性ゼロの状態から自分たちのシューズを選んでもらうために
あたりまえ、の定義を壊して
犠牲を厭わない姿は熱かった…
仕事に対して真剣に向き合い続ける
…というよりも人との心の触れ合いを感じずにはいられなかったから

ジョーダンの顔は一切見せず感情も分かりにくいけれど
マットデイモン演じるソニーが熱弁するシーンは真摯に向き合い続けた結果がそこにあったから自分の心が動きっぱなし。
ベタだけど、だからこそ伝わるんだと思う

この作品で上手なのはジョーダンの母
彼女の決して曲げないしたたかな姿もぜひ見習いたいところ。


自分のミニバス時代は赤より黒のほうがかっこいい風潮にあったのに今なら迷わず赤色を選んでしまいそうなくらい魅力的なエアジョーダンだった
この日はNIKEのシューズを履いて鑑賞しました👟
みどり

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