みどり

青春ジャック止められるか、俺たちを2のみどりのレビュー・感想・評価

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ミニシアターというものがなかった時代に名古屋に立ち上げた若松さん
ピンク映画で盛り上がってきたものの、それでいいのかと疑問を持ち、舵を切ろうとした木全さん
そして監督の元で自らも監督へと進んでいく井上さんの成長

映画に魅せられた人がその世界に足を踏み入れてどっぷり浸かっていく
この流れだけでもとても好きだった

監督の場所を平気で陣取っていたり
撮影で使う車をぶつけてだめにしたり
怒ってばかりでも若松さんの言葉には愛があるなあと思った
役者さん方が絶妙にはまっていてツボでした
特に東出くんの木全さん。似てる…

名駅から歩いてすぐのぱきっとした黄色がかわいい、シネマスコーレ
ここで映画見たいなあと切に思った。とても熱かった

舞台挨拶で井上監督と井浦さんが
若い世代の人に向けての話をしていたのが印象的で、その言葉を受けて「私も世界に羽ばたいていけるように頑張ります」と伝えてくれた次世代の言葉に胸が熱くなり
ところどころで笑い声が聞こえてくる映画にこちらもにこにこと。良い体験でした
みどり

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