Paula

DASHCAM ダッシュカムのPaulaのレビュー・感想・評価

DASHCAM ダッシュカム(2021年製作の映画)
2.0
『Assault on Precinct 13』を製作した...
たとえ低予算といえども面白い映画作りをするジョン・カーペンター監督。
コロナ禍ということもあり、本作の監督さんも予算10万ドルで本作と以前
話題になった「ズーム」を題材にした『ズーム 見えない参加者』も同額で製作している。それはいいにしても?

POV撮影とジャンプ・スケアを組み合わせたような映画作りがされていて、とにかく場面の切り替えが後半になるにつれて激しく展開し、それに伴って手振れ観が半端でないところがたいていの人がコメントしている。
でも強烈なエフェクトやフィルム・スコアに裏打ちされる映像は、不快感を増すための一種の技法のようにも感じ、また、ほかの多くの映画でも見られるいつものように怪物をはっきり、クッキリ見せないズルいやり方のようにも感じられる。

Annie Hardy : This is fucking insane.
それとこの映画製作者たちのギミックの血糊や奇抜なエンドロール・クレジットを省いた上映時間が 67 分になり、物作りに対する曖昧さが目立つ一本ということもできるかもしれない。

今年の夏に公開される『ブギーマン』は、拝金主義者のディズニーが配給元なので、絶対にこけるわけにはいかないので... 前宣伝用の映画ではないかと個人的には捉えている。

それと私事で失礼します。
製作年と原題が一緒の『DASHCAM 』という全く別の映画を先に観てしまいましたとさ⁉ あしからず。
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