大人な映画。変に涙を誘うわけでもなく、演技感が強いわけでもなく、ニノと波瑠さんの自然な演技に引き込まれた。ニノ界隈（友達たち）なんてもはや素？と思うぐらいで、男3人の友情がとても熱く感動した。自分のために泣いてくれる人がいるって素敵！！！終始なに言ってるかわからない上司も、お祭りアニキも面白すぎた。笑焼き鳥屋さんなんかもう最高で、映画を観てるというよりかは2人の日常にお邪魔してる感覚になった。
素性がわからない彼女と、木曜日という約束だけで近づいていく。今の時代だからこそデジタルから離れたアナログな恋がより引き立って見えた。2人の家族にも何か共通点があるようで、優しく暖かい雰囲気が伝わってきて何度も涙が出そうだった。
お互いにこんな素直で感じ方が似ているから、惹かれあっていく姿を気持ちよくみることができて、幸せを分けてもらえるような感情で見ることができた。
映像と映像がフェードで繋がれていたのがすごく気になった。どんな意図があるんだろう…。
そして幾田りらちゃん、歌わないのね。（笑）
