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はざまに生きる、春のnkmのレビュー・感想・評価

はざまに生きる、春(2022年製作の映画)
3.1
宮沢氷魚君の透明感にシビれる〜。
アスペルガー症候群という難しい役柄だったけれど、よく研究されたんだな、と感じられる役作り。目の動きや息継ぎまで素晴らしかった。

ただ、もう春に関しては如何せん何も共感できなくて辛過ぎ…。
人の気持ちは移り変わるのは十二分に分かるんだけれども、あまりにも奔放すぎて。
社会人としても非常識過ぎてドン引きしてしまった。
社内の人と同棲してる状態で、仕事で出会った人に惹かれてしまう、まではギリ分かるんだけど。
上司に男関係で注意されブチ切れで立ち去るわ、男と水族館行くわ、付き合いのあるカメラマンに嫉妬で最低な態度取るわ、彼氏の連絡フルシカトで男と1晩過ごすわ、ちょっと現実味無さすぎて…。本当にこんなやつ居たら絶対に仲良くなれない。
生粋のコミニュティクラッシャー。
でもまぁたまにこういうやつ居るからなぁ…。シンデレラ症候群なのかなって心配になる映画でした。
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