四次元を配信している動画配信サービス

『四次元』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

四次元
動画配信は2025年6月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

四次元が配信されているサービス一覧

『四次元』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

四次元が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM

『四次元』に投稿された感想・評価

TnT
4.5
 好きな世界観すぎ。窓とその向こうに抜けるような青空というマグリットのようなモチーフと、岩や人々が同列に配置される。これがまた合成でもCGでも無いというのがすごい。音楽やモチーフのせいか、Vaporwaveっぽい90年代前後のノスタルジアも感じる。

 なんてったってビデオの走査線のメカニズムを利用しているのだから、テクノロジーの点に於いてもノスタルジックである。走査線が画面上と下でラグを起こし、図像の時間軸がずれることで像も遅れる、そして歪む。時間を超えた像の視認、それはまさに四次元的な世界と言える。発想が天才的。

 男女が交差するというのは、彼の作品「Imagine」あたりにもテーマとして窺える。今作の螺旋状に並ぶ男女は、それだけでDNAの二重螺旋に近いものを感じる。映画がアクション、モーションによって成り立つ中、今作の男女は殆ど演技としては静止しており、走査線でずれた時間が彼らがあたかもぬるりと動いているように見せかけるのだ。だからこそ、石膏像や石などの無機物が動く際の面白さったらない。静止した人の中の情動があたかも働いているかのようで、それは無意識の発露、つまりシュールに近い気がする。マグリット的なのが、そのせいかよく似合う。

 調べたら、リプチンスキーは「アングスト」の共同脚本、編集として制作に関わっていたようだ。数々のMVも担当し、こうした実験精神に富んだ作品も残しながら、ああいったサイコホラーも作れるとは。「アングスト」未見なので、リプチンスキーが関わってると思いながら観てみたいな。
マグリットの絵画のような世界観。その中にある人や事物が螺旋状に捻れ、歪曲し、回転する。その中で出会った男女が、まるでバレエを踊っているように絡み合い、やがて溶け合う。パーカッシブなサウンドと共にそんな映像を観ている内に不思議な感覚に陥っていく。まさにアートアニメ。
田辺
3.7
微かな中毒性