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ミンナのウタのガシガシのレビュー・感想・評価

ミンナのウタ(2023年製作の映画)
4.0
※Eテレのやつではないです笑

ラジオ番組の倉庫に眠っていた一本のカセットテープ…
そこに録音されていたメロディーが伝染していって、聞いたものは失踪してしまうというお話。かつ、GENERATIONSさんのファンムービー的なやつです。

まず、令和の世にカセットテープが出てくるだけで、どこか異質で、不気味な印象を受けました。そこから流れるメロディーの音質の悪さも怖くて、ざらついたノイズ混じりの音声は僕の世代では馴染みがないので余計に怖かったです…
あと、このメロディも何だかどっかで聞いたことのあるようでないような、初めて聴いた感じのしないもので、それもちょっと不気味に感じましたね〜

この作品の良かった点はズルしてないことです。生理的に気持ちの悪い映像(例えば虫とかグロ→「呪詛」は嫌いです笑)、音で驚かす系(「クリープ」は好きだけどむかつく)は無かったです。純粋に画、話の内容の不気味さで勝負してたのが好感。

あと、タイトルの意味も途中でわかるんですけど、気づいたときのゾワゾワ感すごいですよ…

話変わりますが、日本のホラー映画って静かな場面多いからポップコーン食べるの難しいですよね笑
「あっ、ここ静かにしなきゃ」って場面が多い。この映画も多いんですけど、GENERATIONSさんの楽曲が爆音で鳴るシーンが結構あるんで、そこポップコーンチャンスです。
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