新宿ピカデリーでの中野ダンキチさんとサメ映画ルーキーさんのトークイベントの回に合わせてチケットをとったのに、アキレス腱断裂により断念した本作（友達にかわりに行ってもらいました）、U-NEXTで早々に配信がはじまったおかげでやっと見ることができました。
メキシコの古い伝説を下敷きに、地球環境の破壊につながる企業活動への批判がテーマで、利己的な人間たちへの怒りの象徴としてサメ（メガロドン）が使われているので、私たちが普段見ているサメ映画のようなバカバカしさは皆無で非常に真面目な作品でした。
ドミニカのスタジオで実寸大の油田を建設、水中撮影施設をセットして3ヶ月にわたり撮影したという水中のシーンは非常に迫力もあり、また美しい。VFXも迫力があるのだけど、なんだろう、この物足りなさは……
ラストは「アルマゲドン」風味。こういうベタなのには弱いのでまんまと泣かされましたが、家族の立ち直りが早いので、ちょっと涙返してくんねえかなという気持ちも少々。
悪くないんだけどまた見たくなるわけでもない、実に微妙な………
ワンチャンと子供が無事なので安心して見られる作品だとは思います。
