KUDZILLA

SISU/シス 不死身の男のKUDZILLAのレビュー・感想・評価

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)
4.8
重低音 × 振動 で鑑賞。
マッドマックスの味も感じる、
かなり面白かった漢臭い映画でした。
チャプター形式での進行が良き。

ツルハシ一本で、
ナチスに立ち向かう爺さんが、
とにかくタフすぎて、
アスファルトに咲く花の如く。
強いというよりは、賢くてタフ。

描写は過激で、実にリアル。
隙やチャンスを見逃さず、
確実に仕留めていくさまが凄まじく、
最後まで、見ていて痛快でした。

地雷のシーンは、半端ない緊張感。
首を絞められて、
吊り上げられた場面は、
流石にもうダメなんじゃないかな?
銃で撃たれやしないのか?
どうやって切り抜けるのだろう?と、
一番、ヒヤヒヤさせられましたね。

そして最後、
墜落しちゃう飛行機の中での決闘は、
互いに火花バチバチのぶつかり合い。
まさに、
「例えようがない」強烈な爺さん。

チャプターのタイトルで、
皆殺し の文字が出た時は、
思わず吹いてしまいました…笑。
個人的に、シリーズ化を希望します。
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