wwⅡ末期、最後の悪あがきに悪行を続けるドイツ軍の前に1人の“最強”が立ち塞がる。
男は元フィンランド軍最高の兵士。
翻訳不能のフィンランド語でSISUと呼ばれていた。
強さはもちろんだけれど怪我しても首を括られても死なず、戦いをやめない。
不死身。
不死身のSISU。
不死身なのに『死す』って因果な名前や。
と、設定は胸アツ展開が想像出来る良い感じ。
ただ、戦闘シーンにそこまでの爽快感はなくて、かと言ってむちゃくちゃリアル志向でシリアスな感じでもない。
なんやったらちょいちょいコメディ要素散りばめられている。
SISUの不死身っぷりもそのコメディ要素の一端を担っているのだけれど、結果、どっちつかずの印象になって勿体なかった。
設定の胸アツも活かされずいまひとつ盛り上がり切りませんでした!