少しベタなラブストーリーを観てみようとして目に止まった未見のこの作品をチョイス。元ネタの韓国映画も未見。
キアヌ・リーブスの建築士、建築家？要は建売住宅を作ってる現場のおじさんにしか見えなくて、これはどうゆう位置づけのキャラなんだ？と思いながら観ていたら、クリストファー・プラマーの著名な建築家の父親との確執のエピソードが絡んできて、舞台となる湖畔の家の作られた経緯もやがて分かる仕組みとなっている。
サンドラ・ブロックの新人女医さんも婚約者との間の結婚へ向けての不安定感や仕事のストレスがあって、一時的な気の迷いでキアヌとの時間を超えた文通にハマったのかな？と。
ここら辺がストーリーの弱さを覚えたし、中学生同士ならまだしも、ある程度の社会的地位もある大人同士の恋愛関係に至る設定としてはちょっとムチャが無いか？ここら辺は新しい恋愛表現なのか、ネット上の擬似恋愛にも近い気がした。
まァ、この手は如何にお約束の展開に分かりつつも付き合うかが大事なので、前半の伏線とかあまりにもミエミエで全くヒネリも何も無いのだが、デートムービーですからね、この作品を観た観客のカップルを良い雰囲気に運ぶお膳立てする目的は果たしているのではないでしょうか。
