劇場公開時は初日に観てから何度か足を運んだな。
監督のレニー・ハーリンはエルム街の悪夢シリーズを1本当てたくらいの新人で、それに当時としてはハリウッド史上最高規模の予算の大作を任せるんだから。
その後はクリフハンガーはありましたけどB級映画御用達監督に収まってしまいましたね、なんだかな。
まァとにかくオーバーで派手な演出が目立ちますが、前年日本公開の1作目の余韻がまだ尾を引いていたためにこれはこうゆうものだろうと普通に当時は納得していましたね。
クライマックスのテロリストが逃亡するために乗り込んだ旅客機の描写とかは冷静に考えたら有り得ないカットの連続なんですがね。
でもね、ダイ・ハードシリーズはこの1と2で自分の中では完結していますね。後は付け足し。
マクレーンにライバル意識を燃やす空港警察署長のロレンゾを演じるデニス・フランツはブライアン・デ・パルマ監督作品でお馴染みですね。
派遣されてきた米陸軍特殊部隊(つまりデルタフォースでしょが)の隊長グラント大佐を演じるのはジョン・エイモス。【ルーツ】のクンタ・キンテですよ!
そうゆう味のある脇役俳優が揃っているのも魅力です。