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碁盤斬りのaiのネタバレレビュー・内容・結末

碁盤斬り(2024年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

原作となっている落語の方の知識もなく鑑賞。

商売の仕方が町人たちから不評で、嫌われ者だった源兵衛(國村隼さん)が格之進(つよぽん)との囲碁を通して善き心を得て、真っ当な商売をするようになったところで凄くほっこり。

月見の宴で源兵衛と碁を打つ途中で自分が彦根藩を追われる原因となった件の真実を知り、怒りで波立つ格之進の心とリンクするように強く揺らぐろうそくの灯り。源兵衛のろうそくの穏やかな灯りとの対比、かっこよかったなぁ。

穏やかで慎ましい格之進が、亡き妻の仇討ちや身に覚えのない嫌疑によって鬼の形相になるとこ、全くの別人のようで気迫に震えた…!

失せた五十両の犯人、私は番頭の徳次郎(音尾琢真さん)を怪しんでたけどまさか犯人などいなくて、ただただ源兵衛の失念だったなんて…。
他人を疑うより先ず家中を引っくり返して探しなよ…( ºωº )って、思わず真顔に。

お絹ちゃん(清原果耶ちゃん)の嫁入りは正直、腑に落ちない終わり方だったなぁ。
萬屋のこと許せる?嫁ぐほど信用できる?
斬らなかった温情までは分かるけど…
最後、何かもやもやだったわ(*´^`*)

落語の「柳田格之進」は、どんなか気になる!
YouTubeとかで探してみよう。
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