しんめん

碁盤斬りのしんめんのレビュー・感想・評価

碁盤斬り(2024年製作の映画)
4.0
2024年劇場34作品目。
意外と言っては失礼ですが、
終始飽きることなく観れました。
やっぱりと言えばそうなのですが、
囲碁のルールを知らなかったことに
後悔の念。
対局に於ける心理やハッとするような
感情、緊張感が一体となるような演出。
そう言った面で言うならば
より楽しめたのでしょうね、、、
が、碁石を手に取る音や盤に打つ音が
まさに心情と重なる感じはこちら側にも
しっかり伝わってきます。
囲碁✖️時代劇という要素は新鮮ですし、
現代にも通じるテーマを絡ませて
時代劇の良さをしっかりと見立てていて
白石和彌監督様らしいスパイスも
加わっているあたりが良かったです。
年齢層高めの観客が多かったですが、
決して難しい話ではないので
多くの若い方に観て頂きたいと思いました。
原作が落語がベースになっているあたりは
知ってビックリ。
同じく劇場で観れる
“鬼平犯科帳“も気になるな〜
物語で非常に気になった点。
國村隼様そんな大事な事を忘れますかね?
清原伽耶様、時代劇は初めてのような?
碁盤が真っ二つになってしまう下りは
まさにタイトル通りに粋な計らい。
しんめん

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